衰(すい)とは

衰は、十二運の6番目にあたります。 人の一生になぞらえると、頂点を過ぎ、勢いが引きはじめる段階です。 日干がその地支でどれくらいの勢いを持つかを表します。

衰の意味

勢いのピークを過ぎ、落ち着きを取り戻していく。衰にはそんな時期の性質があるといわれています。穏やかで思慮深く、これまでの経験を振り返りながら物事を進める傾向があるようです。急いで結果を求めるより、じっくりと積み重ねることに向いている時期とされています。周囲への気配りが行き届き、まわりから信頼を集めやすい面もあるようです。無理に勢いを取り戻そうとせず、今のペースを大切にすると、落ち着いた形で力を発揮しやすくなるでしょう。

十二運のどこに位置するか

十二運は、長生・沐浴・冠帯・建禄・帝旺・衰・病・死・墓・絶・胎・養の順に巡ります。 衰の一つ前が帝旺、 一つ後が病です。 一巡して、また長生に戻ります。

十二運は勢いの段階を表すもので、吉凶ではありません。 死や絶といった字面の強い段階も、悪い意味ではなく、 表に出る力が小さい時期を指します。

日干ごとの衰の地支

十二運は、日干と地支の組み合わせで決まります。 陽干は順に進み、陰干は逆に戻る決まりです。

甲(きのえ)辰
乙(きのと)丑
丙(ひのえ)未
丁(ひのと)辰
戊(つちのえ)未
己(つちのと)辰
庚(かのえ)戌
辛(かのと)未
壬(みずのえ)丑
癸(みずのと)戌

どの柱に出ているかを見る

十二運は、年柱・月柱・日柱・時柱それぞれの地支に付きます。 月柱に衰があれば社会での立ち位置に、 日柱にあれば身近な関係に、その色合いが出やすいと読みます。

大運や流年にも十二運が付きます。 生まれつきの命式とは別に、その時期の勢いを示すものとして見ます。

通変星と合わせて読む

通変星が関係の種類を、 十二運が勢いの段階を表します。 同じ通変星でも、勢いのある段階に乗っているかどうかで、 どれくらい表に出るかが変わります。

自分の十二運を調べる

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