通変星(つうへんせい)とは
通変星は、命式のなかで日主(自分自身を表す干)から見た、他の干との関係に 付けられた名前です。星といっても空の星ではなく、関係の呼び名だと考えると分かりやすくなります。
決まり方 — 五行の関係と陰陽
日主と相手の五行がどういう関係にあるか、 そして陰陽が同じか違うかで、十通りに分かれます。
| 五行の関係 | 陰陽が同じ | 陰陽が違う |
|---|---|---|
| 自分と同じ | 比肩 | 劫財 |
| 自分が生む | 食神 | 傷官 |
| 自分が剋す | 偏財 | 正財 |
| 自分を剋す | 偏官 | 正官 |
| 自分を生む | 偏印 | 印綬 |
「偏」と「正」、「食」と「傷」のように対になっているのは、陰陽の違いによるものです。 偏のほうが動きが大きく、正のほうが安定して現れる、と語られることが多いようです。
十の星
それぞれの星の詳しい意味と、向いている働き方は個別のページにまとめています。
比肩
自分の足場を自分で決める星、それが比肩です。
比肩の意味と働き方
劫財
気づけば輪の中心にいる。
劫財の意味と働き方
食神
好きなことに没頭している時間が、いちばん自分らしくいられる。
食神の意味と働き方
傷官
既存のやり方に収まりきらない発想。
傷官の意味と働き方
偏財
機会を見極めて動く軽やかさが持ち味です。
偏財の意味と働き方
正財
堅実さの代名詞、それが正財です。
正財の意味と働き方
偏官
緊張感のある場面でこそ力が発揮されやすい。
偏官の意味と働き方
正官
誠実さと規律を重んじる性質が、正官の軸にあるといわれています。
正官の意味と働き方
偏印
一人で考えをまとめる時間が、力の源になっている。
偏印の意味と働き方
印綬
学問や知識をじっくり味わう姿勢に、印綬らしさが表れるとされています。
印綬の意味と働き方
日柱には通変星が付きません
日主は自分自身なので、自分との関係という考え方が成り立ちません。 めいしるべの命式表で日柱の通変星が「—」になっているのは、そのためです。
読むときの心もち
どの星が良い・悪いというものではありません。 同じ星でも、命式全体の釣り合いや、その時期の巡りによって現れ方が変わるとされています。 強く出ている星は持ち味として、手薄な星は意識して補う手がかりとして読むのが、 落ち着いた向き合い方だと思います。
自分の通変星を見る本ページの内容は、占いという文化にもとづく読み物です。 医療・法律・投資などの専門的な判断の代わりになるものではありません。