偏官(へんかん)とは

偏官は、通変星10種のひとつです。 日主から見て日主を剋す五行で、 陰陽が同じ組み合わせにあたります。

偏官の性質

緊張感のある場面でこそ力が発揮されやすい。偏官にはそういう傾向があるとされています。日主を剋す五行で同じ陰陽を持つこの星は、困難な状況でも前に進む行動力、責任感の強さと結びつきやすいようです。周囲を引っ張る立場に置かれることも多いといわれます。ただし力の使い方に強弱をつけず走り続けると息切れしやすい面もあるようで、気持ちを緩める時間を意識的に持てると、突破力がより長く続きやすくなるでしょう。周囲との協力も助けになるとされています。

どう決まるか

通変星は、日柱の天干である日主を基準にして、 相手の十干との関係で決まります。見るのは二つだけです。

五行の関係日主を剋す五行
陰陽日主と同じ

五行の関係が5通り、陰陽が同じか違うかで2通り。 掛け合わせて10種の通変星になります。 日主を剋す五行のうち陰陽が異なるほうは 正官で、 偏官と対になる星です。

日主を抑える側の星です。役割や責任、外から課されるものを表します。

向いている働き方

通変星に偏官が多い、あるいは強く出ている場合、瞬時の判断力や統率力を求められる仕事に向いている傾向があるとされています。困難な状況をまとめ、前に進める役割との相性がよいといわれ、緊張感のある現場や責任の大きい立場でかえって力を発揮しやすい面もあるようです。厳しい環境を乗り越える強さを持ち味にできるという見方があり、周囲を導く姿勢を意識すると、その持ち味がより活きるとされています。

身強・身弱で読み方が変わる

同じ偏官でも、命式全体の力の強さによって出方が変わります。

活きやすい身強の人には手綱として働き、力が形になります。
気をつけたい身弱の人には重荷になりやすいとされます。

自分が身強か身弱かを先に確かめてから、 偏官の働きを読むのが順番です。

どこに出ているかも見る

同じ偏官でも、年柱・月柱・日柱・時柱のどこに出ているかで 表れる場面が変わります。月柱は社会での立ち位置、 日柱は身近な関係、時柱は晩年や後進にあたります。

大運や流年で偏官が巡ってくる時期もあります。 生まれつき持っていなくても、その時期には偏官の色合いが出ると読みます。

自分の通変星を調べる

本ページの内容は、占いという文化にもとづく読み物です。 医療・法律・投資などの専門的な判断の代わりになるものではありません。