方位取り(吉方位の使い方)
吉方位は、知って終わりではなく、 実際にその方角へ出かけることで使うとされます。 これを方位取り、祐気取り(ゆうきどり)などと呼びます。 その土地の水を汲んでくる形は、お水取りと呼ばれてきました。
どこを起点に測るか
方位は自宅を中心にして測ります。 今いる場所ではなく、生活の拠点が基準です。 旅先からさらに移動しても、 方位は自宅から見た向きで数えるのが基本の考え方です。
八方位の分け方
円を8つに分けますが、均等ではありません。 東・西・南・北の4つはそれぞれ30度、 北東・南東・南西・北西の4つはそれぞれ60度で取ります。
合計すると30×4+60×4で360度になります。 四隅が広いのは、十二支の配置に由来します。 子・卯・午・酉が真北・真東・真南・真西の30度を占め、 四隅には支が2つずつ入るためです。
どの盤を見るか — 期間で使い分ける
| 日帰り | 日盤を見ます。 |
|---|---|
| 数日から数週間 | 日盤に加えて月盤も見ます。 |
| 引っ越しなど長期 | 年盤・月盤・日盤のすべてを見ます。 |
滞在が長くなるほど、大きな盤の影響を受けると考えます。 引っ越しは年単位の移動なので、年盤で凶方位に当たっていないかを確かめます。
凶方位を先に外す
相性が良い星が回座していても、 五黄殺・暗剣殺・歳破(月破・日破)・本命殺・本命的殺に 当たる方位は使いません。 吉方位を探すより先に、凶方位を外すのが順番です。
めいしるべは、この5つを除いたうえで、 生気・比和・退気のどれにあたるかを表示しています。
距離と時間
近すぎる移動は効きが薄いとされ、 一定の距離を越えると方位が働くと語られてきました。 どれくらいの距離から、どれくらい滞在するかについては 流派によって言い方が異なります。
めいしるべは方位の吉凶を計算して示すところまでを受け持ち、 距離や滞在時間の基準は示していません。 数値の根拠が流派ごとに違い、一つに定められないためです。
五黄が中宮の日
五黄土星が中央に入っている日は、 五黄殺も暗剣殺もありません。 誰にとっても共通の凶方位が2つ消えるため、 方位が取りやすい日とされます。
楽しみとして
方位取りは、行き先を決める一つのきっかけとして楽しむものです。 吉方位だから必ず良いことが起きる、 凶方位だから災いがある、というものではありません。 出かける理由が一つ増える、くらいの気持ちで使うのがよいでしょう。
今日の吉方位を見る本ページの内容は、占いという文化にもとづく読み物です。 医療・法律・投資などの専門的な判断の代わりになるものではありません。